この写真をみてゾッとする方も多いのではないでしょうか?
ワックスが乾かないと作業が進まない、ヤキモキしてきますよね、何度も乾燥確認したあげく、手跡や足跡だらけで😩よくありますよね。
乾いているのに、触ると粉になって取れてしまうこともあったりと…..
低温時うまく造膜してくれないのが、冬場の定期清掃の悩みではないでしょうか。
そこで低温時に、おすすめワックスの紹介です。
スピードウェイで作業効率アップって本当?検証結果。
冬場の定期清掃の悩みでダントツ上位にある悩みが「ワックスが乾かない!」だと思います。
乾燥に特化したワックスは各社にありますが、今回サンプルでいただいた商品が低温時に圧倒的なスピードで乾燥して造膜も良好でしたので、情報を共有したいと思います。
定期清掃時に、ワックスが効率よく乾くことで、作業の生産性が圧倒的に上がります。
つまり、乾燥に優れたワックスは作業の難易度を下げるとも言えます。
天候はコントロールできない
だからどうする?何を使う?
って重要だと思う。
スピードウェイとは?
スピードウェイとは、シーバイエスの商品で乾燥に特化した商品になります。
その特徴は、
- 強制乾燥や低温条件したでも塗り重ねできる
- シンクロドライ機構で、強制乾燥しても確実な仕上がり
- 造膜性がよく、乾燥直後から汚れがつかない
- アルコールに強い
- 水によるダメージに強い
強制乾燥は本来NGなんだ、
密着不良やうまくツヤがでない。
冬場の造膜なぜうまくいかない
造膜とは、樹脂ワックスが床面への密着度のことをいいます。
造膜性が悪いと耐久性が悪い上に皮膜が粉化現象(パウダリング)を起す(樹脂ワックスがきちんと皮膜を造ることが出来ず、白い粉状になって剥がれていく。
原因
引用元;株式会社サンセイ
- 洗浄作業時の汚れの除去や仕上げ拭きが不十分
- 低温度時の塗布(5。C以下になると連続皮膜を造ることができない)
冬場で空調が効いていない定期清掃は
質の高い施工が困難といえるね!
スピードウェイを塗布してみた感想
シーバイエスのスピードウェイは「乾燥の質がよい!」私の直感的な感想です。
冬場のワックス造膜で、
乾いても足跡や剥がれたりが冬場の悩みだったが、それがない。
- 乾いても、足跡や手跡などワックスがすぐ剥がれる
- 窓際の結露したエリアのワックスが乾かない
- トイレなどの密閉された環境は乾かない
などのワックスの造膜の悩みがありましたが、スピードウェイの造膜は良好です。
送風機、直当ての強制乾燥でスムーズに乾いていきます。
とはいえ実際、他ワックスとの比較をしてみたデータがないと胡散臭いですよね?
そこで検証してみました。
スピードウェイを他ワックス3つと比較してみた
ワックス選びは作業効率に影響する、これは清掃業10年の私の持論です。
「ワックスなんていつも通りで良くない?」
「ワックスで乾燥時間なんて変わんないよー」、というあなた。
やはりデータがないとその意見に私は反論できませんので、検証してみたいと思います。
作業環境に合わせて
ワックスは変えた方がよいと
私は考えるワン!
・面積が広ければ、伸びが良いワックス
・重洗浄では、高濃度ワックス
使い分けているワン!
テスト環境について
テストでは。同じ面積に、3種類のワックスを塗布します。
そして乾燥時間を計測します。
テストは3ヶ所で実施します。
同じ分量のワックスを塗布
送風機は弱運転で乾燥、送風機の位置は操作しません。
送風機を起動した瞬間から、ワックスが乾燥するまでの間の乾燥時間を測ります。
室温はアスマン通風乾湿計で測る。
比較一覧
シーバイエス社「スピードウェイ」と同社の速乾ワックス、「クイックスター」と、私たちがメインで使っている「リンダ社のワックス」を比較しました。
あくまでも乾燥にフォーカスして検証しています、光沢や仕上がりは考慮しません。
そもそも乾きが悪い環境、洗浄でのポリッシャーパッドは、光沢を落とさないパッドを選択をすると思いますので……塗れば光沢が上がる前提です。
場所 | シーバイエス スピードウェイ | シーバイエス クイックスター | 他社速乾ワックスB |
廊下 乾球温度. 6.5度 湿球温度 5度 相対湿度 79% | 1:48秒 | 2:51秒 | 3:30秒 |
トイレ 乾球温度 9.5度 湿球温度 6.5度 相対湿度 64% | 2:10秒 | 2:15秒 | 2:30秒 |
玄関 乾球温度 6度 湿球温度 4.5度 相対湿度 78% | 2:30秒 | 3:30秒 | 3:00秒 |
結果のまとめ
テスト範囲の面積が少なかったので、スピードウェイとの乾燥時間に圧倒的な差がなかったと感じたあなた。
でもちょっと待ってください!
面積を変数にしたらどうでしょうか?
「3種類の床ワックス乾燥時間比較表」より、他ワックスより、スピードウェイが30秒程早く乾燥するとします。
だいたい1日に、800平米ほどの空間のワックスがけをされていますよね?
今回塗布した面積は、おおよそ21.67平米です。
800平米のワックス塗布では、スピードウェイを使用することにより…..
なんと、他社ワックスと、
183分の差がでる!!!!!
えっ!!
まとめ
いかがでしたでしょうか、【ワックスってどれも一緒だと思ってる?】冬場、定期清掃で乾かないならこれを塗れ!!をお伝えしました。
冬場のワックス乾燥に、是非シーバイエスのスピードウェイを使用してみてくださいね。
スピードウェイの使用感ですが、モップが重く、伸びないという使用感がありますので、乾かないところにピンポイントで使ってもよいのかなと思います。
作業効率はワックス選びで随分と変わると私は考えています、是非、作業効率アップの選択肢にワックスを選択してみてくださいね。
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