【年収アップ】成功者の特徴で、掃除の習慣と社会奉仕の信念

ブルーカラー人生設計

物価上昇が止まらない昨今で、ビジネスで成功して豊かになりたいと、私は、常日頃考えています。

そこで成功者の特徴を調べていると、成功者には掃除の習慣と社会奉仕の共通点がありました。

イエローハット創業者の鍵山秀三郎さんをご存知でしょうか。

カー用品や整備でイエローハットを利用されているかたも多いのではないでしょうか?

もともとイエローハットの創業者鍵山秀三郎さんを知ったきっかけは、この名言からでした。

足元のゴミひとつ拾えぬ人間に、何ができましょうか。

引用元;鍵山秀三郎さん

私は清掃業の仕事をしていて、ちょうど社内が汚いなと感じており、社内掃除を立案したばかりでしたのでピンときました。

ここでは、鍵山秀三郎さんが大事にしている掃除にフォーカスしたいと思います。

成功者の特徴、なぜ掃除を習慣化する?

イエローハットの創業者、鍵山秀三郎さんは、28歳のときに独りで社内のトイレ清掃を始めました。

社内清掃が定着したのはそれから20年後、その間の10年間は独りでトイレ清掃を継続していました。

マルチーズ1号
マルチーズ1号

誰も手伝わなくてもあきらめない

マルチーズ2号
マルチーズ2号

社長の横で用を足す社員もいたそうです。

社長という権力をもちながら、トイレ掃除を部下にさせないことには理由がありました。

規則、当番制、ではダメ、心からそうしようと思わない限りトイレ清掃の目的は腹落ちしません。

引用元;鍵山秀三郎さん

成功者は他人をコントロールしようとは考えません、頭でわかるではなく心で理解する大切さを理解しているからです

なぜ掃除なのか?

鍵山秀三郎さんがトイレ掃除をはじめた理由ですが。

高度成長期の真っただ中にあり、従業員の心が乱れていると感じたからでした。

カネを稼げればそれでいい、今の状況さえよければそれでいい、そして自分だけが優先されるべきだという考えが広まりつつありました。

従業員の心を落ち着かせるためには、ますます重要なのは職場環境の整備だと考えました。

汚い環境では、彼らに「きちんとしろ」と言っても、それを実行することは不可能です。

ですから、私はまず環境を整えてから、伝えるべきことを伝えていくことが重要だと考えました。

引用元;鍵山秀三郎さん

私も社内清掃を立案した経緯があります、その理由は、身近な社内の汚れに気づかなければ、お客さまのところで「気づける人間」にはなれないと感じたからでした。

マルチーズ1号
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人間性の教育は社会奉仕。

私は鍵山秀三郎さんは「会社は社会奉仕のため」という強い理念をもっていたからこそ成功できたと感じます。

そして、尋常ではない継続力です。

継続する力

成功する3段階をご存知でしょうか?

成功の3段階
  1. 嘲笑される
  2. 反対される
  3. いつのまにか同調する

物事が成功するには、過程と場合によっては長い年月がかかります。

さすがにほぼ20年間独りでトイレ清掃を続けた鍵山秀三郎さんの精神は尋常ではありません、恐れ入りました。

ブレずに継続することができる精神は成功の秘訣ですね。

継続については、10000万人に1人の法則というも有名です。

何かをしたい人、10000人。
それを始める人、100人。
それを続ける人、1人。

引用元;中谷彰宏さん

継続は難しく、世の中の仕組みはピラミッド式ですので、どんどん周囲は離脱をしていき最終的に継続した人の周りには競合がいなくなる仕組みといえます。

そう考えると継続というの大変素晴らしいスキルといえるのではないかと私は考えます。

その間には、繰り返しになりますが、「嘲笑」「反対される」、という負のサイクルがあり、ようやく「同調」が起こります。

イエローハットといえばカー用品のイメージが強いですが、現在の鍵山秀三郎さんはトイレ清掃で活躍されています。

強要せずに自分で実施する

パナソニック創業者で「経営の神」といわれる松下幸之助さんのエピソードです。

大正12年の年末、工場では全従業員が大掃除に勤しんでいた。

満足そうに施設を巡る幸之助は、従業員用のトイレだけが何故か清掃されないままであることに気づいた。

彼はしばらくその様子を見守っていたが、誰もが掃除しようとしないし、上司も口を挟まない。おそらく、職場での諍いの影響で、トイレの掃除に手がつけられない状況になっているようだと、幸之助はその場の不穏な雰囲気から察した。

「おい、社長がトイレの清掃を始めたよ」「手伝ってくれる?」「今、手伝ったら混乱するだろう」 「状況はどうであれ、このままでは不潔だ。新しい年を迎えるには変わらねばならない」。

幸之助はほうきを手に取り、バケツで水を流しながらトイレの床を力強くこすり始めた。

社長自らが行動したことに見かねて水くみを買って出た一人を除けば、多くの者はただ見守るばかりだった。

「トイレは全員が利用する、我々自身のものだ。それを清掃する理由は何だ!」幸之助は怒りを覚え、そして考えた。

「これではいけない。仕事ができても、常識や礼儀が欠けていると、松下で働く意味は薄い。

人間としての品性を教えるのも、工場主として私の責任だ。

「厳しいことも言わねばならない」と。

トイレの清掃が終わったら、何と言われようとも、みんなに厳しく注意しなければならない。そう考えながら、幸之助はトイレの床を何度も何度もほうきでこすった。

掃除をしない原因は自分にあると捉える姿勢が、他責志向ではありません。

マルチーズ1号
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できない理由を人のせいにするって….

マルチーズ2号
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がっかりするよね。

そして正しい姿勢を自ら見せるという点では、鍵山秀三郎さん同様で掃除を強要しない、掃除の目的を心で理解しないと意味がないという姿勢が共通点です。

そして社会奉仕の信念ですが、「人間的にも成長しなければ松下で働く意味はなし」従業員の教育も立派な社会奉仕と私は考えます。

業績が良ければ良いわけではありません。

成功者の特徴で社会奉仕

社会奉仕とは、地球を整えること。

地球を整えるための、機能を担った人が成功すると私は考えました。

マルチーズ1号
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社会奉仕だね。

掃除は地球を整える1番効果的で誰でもが参加可能な作業になります。

ここでは成功者の特徴である社会奉仕の信念を山口治明さんの造語である「世界経営計画」を考えてみたいと思います。

山口治明さんとは?

山口治明さんは、ライフネット生命保険創立時代表取締役社長です。

山口治明さんは大学卒業後、日本生命保険相互会社に就職、同期の中で最初に部長職につき、出世していきますが、50歳の時当時の社長と意見の違いで左遷され、子会社のビル管理会社に出向になりました。

マルチーズ1号
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ビル管理会社に親近感が。

左遷された時期にたくさんの書籍などのインプットを得て、生命保険の世界への遺書として『生命保険入門』を執筆。

その後、まさかの生命保険業での復活、ライフネット生命を開業しました。

ライフネット生命の理念は、インターネットを活用し、若い人たちが入りやすい生命保険を提供することです。

山口治明さんの活躍は本人曰く、左遷があってからこその活躍と認識されています

マルチーズ2号
マルチーズ2号

成功者はネガティブ思考にはならない。

世界経営計画とは?

世界経営計画とは、周囲の世界を変えたい、もっとよくするために自分1人が可能なことに取り組むことです。

自分1人でできることは限られますが、その中でできることを最大限に行うことです。

私の住む地域では、自分の敷地以外も熱心に草刈りをするおじいちゃんがいます。

その行為も世界経営計画から説明がつきます。

きれいなで清潔感ある土地で、子供達が暮らせるようにという思いがあると感じます。

(本人がはっきり自覚しているは不明ですが……..)

自分にできることを精一杯やっている、立派な社会貢献をしているといえますよね。

成功者の世界経営計画

現在80歳を超えた鍵山秀三郎さんは、現在も世界中を飛び回りトイレ掃除を伝達しています。

その信念はもちろん社会奉仕の精神からです。

自分のエネルギーの向け方が重要なのです。争いや武器に向けるのか、掃除に向けるのか。

掃除に向ければ、地球がきれいになり、心も平和になります。

昨今は、自分の利益になることしかしないといった風潮が見られます。

しかし、そういう人間の人生がよくなったためしはありません。

もっと社会や国家に目を向けて、少しでも自分の時間や手足を使わないと、世の中はよくならない。

引用元;鍵山秀三郎さん

エネルギーの向け方は、誰かの愚痴や悪口に向けるより、自分でできることを探し黙々と作業することが成功者のマインドセットということがわかりました。

マルチーズ1号
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1日で使えるエネルギーには

限りがある。

そして、自分でできることの選択を、利己主義ではなく、誰かのためになることを選んで選択するこも大事ですよね。

成功者の視点からビジネスを考える

私の例ですが、儲かるという情報で始めた、情報発信。

気づいたことは、誰かのためになる情報でなければ価値はつかないといことでした。

例えば、SNSの発信もやみくもに数を発信しても収益にはつながりません。

人のお悩みを解決できる情報を発信することで初めてその情報に価値がつくことをしりました。

誰かのためになる情報=社会奉仕そして、継続することが、成功する秘訣だと私は考えました。

まとめ

いかがでしたでしょうか、成功者の特徴を探る中で、掃除と社会奉仕の重要性が浮かび上がります。

イエローハットの創業者、鍵山秀三郎さんは、自らが始めた社内清掃を通じて従業員の心を整え、成功を収めました。

彼の信念は、掃除や社会奉仕を通じて地球や社会をより良くすることであり、その精神は成功の鍵となりました。

成功者の視点から、ビジネスを考える際には、誰かのためになる情報や行動がポイントで、さらに継続することが重要であることを忘れてはなりません。

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