「問題」を「課題」だと、認識できる組織は従業員ファーストだと考えます。
「問題」
それが起こった時に思うことがあります。
個人を責めんなよ、仕組みだろって。
管理者が「仕組みに原因あり」と気づかないことには、
働く従業員が報われることはありません。
問題やトラブルの本質に語らせてください。
問題は、仕組みにあるその理由とは?
矢印は、個人に向けるのではなく、仕組みに向けると言う話をさせてください。
一生懸命やってのトラブル。
俺が悪いの?
ふざけんな!
トラブルが起きたときはその人、トラブルを起こした個人の問題ではなく、会社の仕組みの問題だと言う話です。
問題やトラブルは課題です。
矢印を個人に向けている限りは、組織は課題という認識になりません。
課題=仕組みです。
なぜを繰り返すと本質が見えて
トラブルや問題が起こった時にその原因が何故かを繰り返してみてください。
例えば、休みがちな人は困りますよね?
その人、個人が悪いのか?
性質を見抜けないで雇用した会社がわるいのか?
はたしてその問題、個人でしたか?
驚くことにほぼ全ての問題が仕組みだと気付かれたのではないでしょうか?
トラブルや問題の再発防止は、個人を責めても解決しません。
始末書とか、名称変えろよ!
仕組みが悪いと従業員が報われない理由とは?
仕組みにフォーカスしない会社は従業員雇用の段階で終わっています。
求職者の性質に合わない会社に雇用されますと、
その人が原因で従業員が
- 不愉快な気持ち
- モチベーション低下
- 仕事効率低下
につながります。
私もそういう経験があります、皆さんも思いあたると思います。
働きやすい環境を作るのが仕組みです。
仕組みにフォーカスしないと
出勤がストレスになる
環境は多くの人がコントロール圏外
どうすることもできないよね?
そんな会社終わってます。
気づけ!仕組みが問題だ。
問題は個人か仕組みか?
ここで1番お伝えしたいことは、原因が会社の仕組みにあることに気づいて下さい。
従業員はコントロールできないよ!
私は、シフト制の会社でマネイジメントの仕事をしています。
シフトに関してあの人と組みたくないという訴えをされてくる方がいますが、
そもそもその訴えを、
マネイジメントチームに訴えることは間違っていると感じます。
もし、
自分の主張を通したいなら、本業から一歩外に飛びだし、自分でコントロールできる場所を作ることをおすすめします。
愚痴を言ったところで、
解決しない。
本業依存から少しでも解放されると、考え方が変わってきます。
不満のある職場だって転職できるようになりますよ。
訴求の先の勘違い。
あなたの不満は訴える先を間違っていませんか?
もしその人に正当な問題があるのであればマネイジメントチームに言うのではなくその原因の根本の仕組みをもっているである会社に言うべきではないでしょうか?
たしかに、
会社との橋渡し部分にいるのがマネイジメントですが、
会社の方針が「誰でもよいので雇用」だったら終わってます。
マネイジメントチームは雇われた人間を、運営の軸を頼りに人員を配置しているだけなのです。
不満の矢印を向ける方向が全然見当違いだということに気づいてください。
実はミスマッチはお互いが不幸な場合が多い。
問題のある人は、従業員のモチベーションを下げます。
しかし、その当人も採用されて幸運なのでしょうか?
ステータスに合わない環境はお互いを不幸にする現実があります。
生涯100年時代、長く働ける「自分にあった環境を探す」ことはとても重要なことです。
高齢になればなるほど、時間は貴重ですから、相性というのは大切ですね。
そして、
本業一本に依存すると今の環境は安泰でも、管理者次第でどうなるかわかりませんよ。
だから、
本業から足を一歩外に向けて、自分でコントロールできる領域を探すことをおすすめします。
まとめ
問題の本質を個人と考えている以上限りは、問題は根本的に解決されないです。
問題の本質は、大抵の場合、仕組みにあります。
気持ちを向ける先間違えていては職場環境は変わりませんよ。
ここでは
- 問題は個人、仕組み?
- 仕組みが悪いと従業員が報われない理由とは?
- 不満の訴求先の勘違い
以上をお伝えしました。
コメント