【子供５人の父語る】仕事は清掃業、やめておけ？おすすめ？

就職先ですが、「他人にやめておけ」といわれようと、自分の人生の手綱を任せてはいけません。

結論をいってしまえば、清掃業をやめておけと認識するかどうかは、あなた次第で他人が評価することではありません。

仕事とは人生を豊かに生きる手段であり、その仕事において幸せを感じているならば、その仕事がどんな仕事でも天職と認識できると思います。

また時代の変化もあり、複業として清掃業を考えているかたもいることでしょう。

しかしながら、清掃業やめておけと言われるにはそれだけの理由があるはずです。

ここでは、今1度自分にとって清掃業を「やめておくほどの理由があるか？」考えるきっかけになればと思います。

清掃業やめておけと言われる理由をプロが解説。

清掃業はやめておけの一言で片づけえれらるほど清掃業はデメリットばかりではありません。

実際の清掃業では、様々な仕事があります、そしてそのフィードバックも違って当然です。

ビルクリーニングでは、ビルの掃き拭きの日常的な清掃員と、高所でガラス拭きをする清掃員では、同じ清掃業でも年収や年齢層、求められるスキルが違います。

仕事には「良い側面」と「悪い側面」があって当然ですよ。

その解説を清掃業に15年勤めているプロが解説します。

給料が安い

• 国税庁によると、国民の平均給与が461万円
• 清掃員の平均年収は、求人情報では358万円

社会的にみると清掃員の給与は低い傾向にあります。

もちろん平均ですので、個人で清掃業を営めば、国民の平均給与の461万円を超えることも可能でしょうし、複業をすることでも、収入アップをすることは可能です。

1年を通じて勤務した給与所得者の1人当たりの平均給与は461万円であり、前年に比べて0.1%減少している。

引用元；国税庁

どちらかというと清掃業では、収入を目的として働くよりも、やりがいや、自分の性格にあった仕事につきたいという目的をもった方におすすめの仕事です。

他人の目

先ほどの繰り返しになりますが、給与を他社と比較して、自分に価値を見出す人には清掃業への就職は辛い選択になります。

清掃業というとたしかに3Kの「きつい」「汚い」「危険」という認識があります。

社会的に3Kと思われている、そう言われているのが気になるということですよね？

私はこう考えます。

「きつい」仕事は継続できない。

「汚い仕事は」汚れずに仕事をするにはどうしたら良いか？　清掃は汚れる前にする時代にシフトしています。

「危険」危険という認識から脱却できていない作業は、安全とは言えないと私は考えます。

実際に作業してみないと感じることはできないと思いますが、3Kが常時つきまという仕事ではありません。

その辺は使用する道具や方法、清掃会社と作業内容に大きく依存すると思います。

宿泊施設の清掃は人目につくことはない傾向にありますが、その他種類は、施設の稼働中に行う作業が多いです。

仕事中に人目につくはどうかは、作業内容次第と言えます。

また、清掃業をどのように捉えるかも自分次第です。

肉体労働で体力が必要

どの程度の体力が必要かは、就業先と作業内容によります。

例えば、ビルの一般清掃で床の掃き拭きと、宿泊施設の客室清掃では、肉体的な疲労度が違います。

ビルの床の掃き拭きは立ったままで、かがむことなく清掃できますが、宿泊施設の客室清掃ではかがんだりの繰り返すが必須の業務になります。

同じ清掃でも種類により、肉体疲労は変化します。

やはり自分にあった労働量かどうかは、体験してみないことには、なんとも言えないのではないでしょうか。

繰り返すことで、なれる部分もあると思いますし。

人間関係

清掃業の平均年齢は53歳といわれています、10代から70代まで広く働けます。

そして、清掃業は敷居が低い傾向にあります。

求人を見ていただければわかりますが、「未経験」「主婦」「40代以上応募可能」が多いことに気づくと思います。

それだけ多種多様な人が集まる職業です、なおかつ、人手不足が相まって外国人も多い傾向にあります。

現場の規模が大きければ大きいほど清掃員の数、一緒に働くメンバーは増えます。

頑固な人や、揚げ足をとる人、感情の起伏が激しい人、自己中心的な人、さまざまな人がいることが想像できますよね。

組仕事もありますので、悩みのきっかけにもなる人間関係は大切なポイントですよね。

私の経験では、以下の2点を確認してください。

該当する職場は要注意だと認識できます。

汚い仕事もある

ある程度作業内容を把握して覚悟して入社されると思います。

想定外の汚れに出会うこともないともいえません。

ルーチンワークのため自己成長が自分次第

コンフォートゾーンという言葉ご存知でしょうか、心理的安全性な領域のことですが、清掃業は種類によりますが、ルーチンワークがメインの仕事があります。

ルーチンワークがメインだと同じ現状に満足して、コンフォートゾーンにいつづけて、自己成長ができなくなる傾向にあります。

将来的に目標を持って働かないと、成長ができない職場もあることを認識して、常に目標をもって生活することが大切になりますよ。

清掃業やめておけ、そもそもどんな仕事があるの？

先ほどは、清掃をやめておけと言われる理由をお伝えしました。

とはいうものの、清掃業の中にはたくさんの種類の仕事があります。

ここでは清掃業の種類をお伝えします。

ビルクリーニング

日本での、ビルクリーニングの平均給与は以下のとおりです。

indeedより2024/02/時点の引用になります。※全国平均であることに注意

時給	1,183円
日給	14,769円
月給	239,028円
年収	3,376,024円

ビルクリーニングは日常的な清掃から機械を使って日常清掃では落とせない汚れを落とす、定期清掃まで多岐にわたります。

現場が大きればそれだけの従業員とチームで働くことになります。

ビルの稼働中に清掃する現場から、深夜、早朝に目掛けて清掃する現場まで多彩です。

病院清掃

日本での、病院清掃の平均給与は以下のとおりです。

indeedより2024/02/時点の引用になります。※全国平均であることに注意

時給	1,176円
日給	14,654円
月給	237,284円
年収	3,351,388円

病院は常時、職員や患者さん多数の出入りがある現場です。

常に気遣いが必要な現場という認識もできます。

感染症対策が必要なところが、病院清掃の特殊なところですよ。

ハウスクリーニング

日本での、ハウスクリーニング業の平均給与は以下のとおりです。

indeedより2024/02/時点の引用になります。

時給	1,246円
日給	15,565円
月給	327,018円
年収	4,618,790円

お客様の要望に合ったサービスを行うだね、それだけに専門的な知識が要求されるケースもあります。

丁寧な仕事と、予定取りに仕事を進めることができる時間管理術を持った方におすすめです。

特殊清掃

日本での、特殊清掃の平均給与は以下のとおりです。

indeedより2024/02/時点の引用になります。※全国平均であることに注意

時給	1,,086円
日給	15,901円
月給	219,456円
年収	3,099,593円

通常の清掃では現状復帰できない現場での作業で、除菌や殺菌、害虫の駆除まで行う作業を特殊作業といいます。

現場によっては臭いなどで、ベテランでもかなり過酷な状況もあります。

夏場はそれに加えて、感染対策の防護服を着用しているため、非常に過酷な仕事ともいえます。

宿泊施設の清掃

日本での、宿泊施設清掃の平均給与は以下のとおりです。

indeedより2024/02/時点の引用になります。※全国平均であることに注意

時給	1,104円
日給	13,755円
月給	222,530円
年収	3,142,998円

チェックアウトからチェクイン、時間に制約があります。

ベッドメイクや浴室の清掃は、かがんだりといろんな姿勢で体を酷使する仕事です。

それだけに、体力に自信がある人におすすめの仕事です。

基本的にお客さんがいない時間帯に働くことになりますので、他人の目を気にする必要がない仕事ともいえます。

清掃業やめておけ、といわれるなかで清掃業を天職としている人達

私が日々、目にしている光景では、清掃業を楽しんでいる人がいます。

日々の業務に工夫してみたり、よりよい結果を出すにはどうしたらよいか常に考えている方がいます。

ここでは、どのような性格の人が清掃業を楽しめる人なのか？　お伝えしたいと思います。

「未経験」「主婦」「40代以上応募可能」という求人が多い清掃業、悪い側面ばかりではありませんよ。

ルーチンワークを好む性格の人

清掃業では毎日同じ作業を繰り返す業務があります。

変化が多い仕事をストレスや不安と感じる人に、清掃業はおすすめの仕事です。

また、プライベートのスケジュール管理しやすいですよね。

主婦業をしながら、働きたいなどの複業として清掃業を選択することもできますよね。

体を動かすことが好きな人

体を動かしたいと感じるあなたは、見方を変えれば体力があることも自分の価値の1つ考えることができます。

清掃業もその内容により運動量は変数です。

例えば、日常清掃は歩くが基本ですが、床のワックスがけなどの定期清掃では”歩く＋重いものを持つ”が加わります。

自分の体力に合わせて仕事を選ぶことができることも大きなメリットです。

清掃業では、常時体を動かす仕事なので、働きながら健康増進につながるという考え方もできます。

デスクワークの職業の人は、自分自身の健康に気を使っている傾向があります。

日々の仕事中にやりがいを見出せる人

FIREをご存知ですか、不労所得を作り早期リタイヤすることです。

想像してください、明日から仕事をしなくても生活できます。

何をしますか？　いがいと思いつかないのではないでしょうか？

自分の生活の中に楽しみや、やりがいを見出す能力は立派なスキルです。

その能力がなければ、不労所得で生活できても、本当に幸せを感じることができるのか？

ということです。

例えば清掃業で、つまらない労働もダイエットのためと、仕事に意味づけができれば、仕事のやりがいにつながります。

人を驚かせたい

優秀な成績を残す人に特徴があります。

にフォーカスせずに、

に生きがいを感じている人がいます。

そのような方に清掃業はピッタリです

清掃業は、あなたの心の持ち方次第で、仕上がりや心遣いをコントロールできる仕事です。

喜んでいただけると嬉しい

一方通行でないことが清掃業の魅力だと考えます。

その仕事の後には、必ずと言って良いほどフィードバックがあります。

お客さんから「ありがとうごいます」「おつかれまでした」「ごくろうさまでした」と声をかていただけることは、うれいしいですよ。

そして、自分の自信につながります。

仕事とは社会貢献であると思います。

誰かが喜んで頂けるから、社会貢献できている実感が湧くと思います。

清掃業は常に社会貢献している自覚をもてる仕事だと思います。

複業としてするのもOK

近年、政府が副業を解禁したのも記憶に新しいですよね。

実際に大手企業も副業を解禁して、複数のスキルを身につけることを推進を始めています。

人生100年時代、どんなスキルだろうと持っていて損することはありません。

そして収入源を2本化することは生活的にも精神的にも安定をもたらします。

清掃業は、「未経験」「主婦」「40代以上応募可能」で敷居が低いです、複業として始めやすい仕事ともいえます。

まとめ

仕事とは自分で楽しみを見つけ出すことも重要です。

どんな環境におかれても、その中に生きがいややりがいを見出せる人は、どんな仕事でも前向きに仕事と向かい合うことができる人ではないでしょうか。

気になる仕事ならしてみないとわからないことがたくさんあります、想像していたのと違うなんてこともたくさん発見できると思います。

ぜひ、あなたが清掃業に興味を持たれたなら、ネット上のデメリットばかりにとらわれず、この記事により、自分で経験して判断していただけるきっかけになればと思います。