【レビュー】ペンギンバッテリーポリッシャーBP-150LiⅡ

清掃情報

この記事では、ペンギンバッテリーポリッシャーBP-150Li-Ⅱのレビュー記事です。

コードによって作業時間の1/3がコード作業に使用されている。

私が計測した結果です。

この結果がペンギンバッテリーポリッシャーBP-150Li-Ⅱコードレスポリッシャー導入の理由です。

マルチーズ1号
マルチーズ1号

高価な買い物だから機能性が気になる。

購入前には以下の不安がありました。

  • すぐにバッテリーが切れてしまったらどうしよう
  • 洗浄力が弱かったら

この記事では、そのへんの不安にフォーカスしたいと思います。

この記事でわかること
  • バッテリーポリッシャーBP-150Li-Ⅱのレビュー
  • バッテリーポリッシャーBP-150Li-Ⅱのメリット
  • バッテリーポリッシャーBP-150Li-Ⅱ、建材別の使用レビュー
  • バッテリーポリッシャーBP-150Li-Ⅱのスペック
  • バッテリーにかかるランニングコスト

ペンギンバッテリーポリッシャーBP-150Li-Ⅱ使用してみた感想

ペンギンバッテリーポリッシャーBP-150Li-Ⅱを2台導入しました。

マルチーズ1号
マルチーズ1号

チームの反応どうだった?

購入当初は、新しいものへの拒否反応であまり使用されませんでしたが、今現在は使わない人はいません。

やはり、コードがないということは大きなメリットだと実感されているからでしょう。

コンセントを探したり、コードを巻き取ったり、歩行者に注意したり。

マルチーズ2号
マルチーズ2号

コード付きポリッシャーはやることがあまりに多すぎます。

洗剤タンクが空っぽの状態から想像してみてください。

そこからポリッシャー起動までのには、たくさんの工程があることに気づきますよね?

バッテリーの持続性はどう?

ペンギンバッテリーポリッシャーBP-150Li-Ⅱの洗浄力が優れて、つかいやすくても、バッテリーがすぐに切れるようでは、良いマシンとはいえませんよね?

後述しますがバッテリーは2種類使用することができます。

私はLV14MXを使用しています。

連続使用で大体50分ほど使用できる感じです。

マルチーズ1号
マルチーズ1号

説明書には90分と言っているけど

ちょっと無理かな。

1時間ほどで充電できます。

現場に、2つバッテリーを持ち込めば、使い続けることができますよ。

現場でのバッテリー切れは、バッテリー予備と、充電器があれば、不安要素になりません。

洗浄力レビュー

ペンギンバッテリーポリッシャーBP-150LIⅡの導入で、作業が1/3早く終わるのであれば、例えば、洗浄力不足は、その分を研磨にかける時間を増やせば良いわけです。

コードが奪う時間についてはこちらから。

また昨今では、洗浄パッドの選択肢も増えています。

ペンギンバッテリーポリッシャーBP-150Li-Ⅱは、今まで使用していたコード式ポリッシャーとは質が違います。

従来のポリッシャーは傾いて床に当たる感じですが、ペンギンポリッシャーはイノベーターから一貫して床に対して水平にパッドが当たる感じです。

シャリシャリ心地よい研磨感を感じることができます。

研磨力はコード付きに劣るかもしれませんが、昨今はパッドの選択肢が増えています。

マルチーズ1号
マルチーズ1号

回転数がすごく劣るわけではない。

洗浄力不足を感じるなら、ペンギンバッテリーポリッシャーBP-150LIⅡで効率化した時間と、パッドの選択肢で乗り越えることができると感じます。

私の職場では、洗浄力不足という理由で、ペンギンバッテリーポリッシャーBP-150LIⅡを使用しないスタッフはいません。

操作感レビュー

ペンギンバッテリーポリッシャーBP-150LIⅡのハンドルの昇降がネジ式で、違和感を持つスタッフもいました。

マルチーズ1号
マルチーズ1号

違和感は、最初だけ。

それまでは、ハンドルの昇降は踏み込み式のポリッシャーでした。

とはいえ、移動は今までに比べて圧倒的に便利です。

キャスターの上げ下げがないので、ハンドルをたためばスムーズに次のポイントに移動できます。

問題は、使用後パッド台に残った水が滴ることです。

ポリッシャーが移動したあと、転々と水が垂れます。

拭けばよいのですが。

ペンギンバッテリーポリッシャーBP-150Li-Ⅱが現場にもたらすこと

ペンギンバッテリーポリッシャーBP-150Li-Ⅱを使用することで、今までの作業が変数になります。

例えば、作業時間、安全性などです。

ペンギンバッテリーポリッシャーBP-150Li-Ⅱは以下のことを目的とする人におすすめです。

  • 人手不足を解決したい人
  • 作業負担を軽減したい人
  • 現場での電源トラブルを回避したい
  • コードによる躓き転倒を回避したい
関連記事はこちら

コードレスポリッシャー、人手不足の時代で道具で生産性を上げる。

なんのため?

作業の効率化。

なんために効率化するのか?

ですよね?

10分作業が早く終わる。

それに何の意味があるのか?

私はこう考えます。

ユーザーに親切であれ。

人手不足の時代、ユーザーに親切でなければいけません。

ユーザーに親切であること

ユーザーが使いやすい道具を選択することが、大事な時代だと考えます。

誰でも使用できる道具を選択することは、ユーザーに親切だといえます。

私は職業訓練学校でポリッシャーの使用方法を教えています。

マルチーズ1号
マルチーズ1号

年間60人近く指導する。

おおよそ、1日でポリッシャーを操作できるようなります。

しかし、コードまでは束ねることができません。

バッテリー式であれば、極端な話、新人でも一日練習した次の日から、広い場所であればお任せできます。

バッテリー式は作業の難易度を下げます。

テクノジーはスキルの価値を変数にします。

人手不足の時代だからこそテクノジーを積極的に取り入れることが正解だと私は考えます。

だれでも作業に従事できる道具を選ぶ、それがユーザーに親切であることです。

外からみてもよい

お客さん側の視点では、作業現場の床にコードが這っている、または、電源を使用して、ブレーカーを落とされたり、漏電することがないのは良いことです。

マルチーズ1号
マルチーズ1号

コードがないだけで、安全性が

大きく変わる。

お客さんに負担がかからない方針で作業をしますというのは、立派なブランディングになると思います。

マルチーズ2号
マルチーズ2号

安全な作業方針は、ブランディングになるね。

だから悪いわけない

ここまでを、まとめると。

内側=チームに使いやすい、誰でもが作業に従事できる。

外側=作業中でも快適な環境を提供する。

バッテリー式の道具に変えるだけで、お客さんからの印象が変わりますよ。

バッテリーポリッシャー使える建材と作業とは?

BP-150Li-ⅡはBP150Liの後発機種になります。

その結果様々な建材に使用できるようになりました。

その前提に、後述しますが、LV14のバッテリーを使用することが前提となっています。

実際、現場の床には様々な建材が使われています、その都度ポリッシャーをコード付きとコードレスを使い分けるのは面倒ですよね?

マルチーズ1号
マルチーズ1号

一台で済めば便利だよね。

私が実際に使用してみた建材別の感想をお伝えしようと思います。

ワックス床洗浄

平滑な床での洗浄作業では、ポリッシャーに抵抗がかかりませんので、バッテリー切れの心配もなく当たり前のように使用できます。

剥離作業

剥離作業のポリッシャー準備は手間がかかると思いませんか?

ペンギンバッテリーポリッシャーBP-150LIⅡでの剥離作業は、洗浄が終われば、ハンドルをたたんで、片づけるだけですので、洗浄開始から終了までがスムーズです。

剥離剤でコードが汚れて、その手であちこちが汚れることがありません。

例えば、ポリッシャー本体や扉もそうですよね、コードがなければ、剥離剤に触れることがありません。

マルチーズ1号
マルチーズ1号

作業後の掃除が大変!

作業がシンプルになり、安全性や効率が変わります。

マルチーズ2号
マルチーズ2号

コードがないと、作業ストレスが減るよ。

もちろんペンギンバッテリーポリッシャーBP-150Li-Ⅱにポリッシャーカバーを使用できますよ。

剥離用のポリッシャーブラシは装着できないので、フロアパッドを選択することになります。

剥離剤がしっかり、皮膜を溶解していれば、ペンギンバッテリーポリッシャーBP-150Li-Ⅱで剥離作業は問題ありません。

石材洗浄

ブラシをつけると、モーターに負担がかかっている感じはしますが、磁気タイルほどの凹凸の床であれば問題なく作業できます。

コンクリートなどのブラシが引っかかるほど凹凸がある床はキビシイかもしれません。

エンボス床も洗うことができますよ。

カーペット洗浄

画像のバフィングパッドで作業が可能でした。

やはり、「モーターに負担がかかっている」感じはしますが、1日を通して連続してカーペット洗浄作業をすることができました。

回転数も落ちる気がしますが、かえってその方が、カーペットの汚れをしっかり吸い取っている気がして、好印象でした。

カーペット洗浄では、コード式の場合もポリッシャーに負荷がかかりますよね。

操作に抵抗がかかり緊張することがある私ですが、ペンギンバッテリーポリッシャーBP-150Li-Ⅱでは、コードがない分作業に集中できますよ。

マルチーズ1号
マルチーズ1号

抵抗がかかる作業だけに、

ブレーカーを落とすこともあった。

マルチーズ2号
マルチーズ2号

バッテリー式ならブレーカーの心配なし。

気になるのはバッテリーの稼働時間ですよね?

バッテリーポリッシャーは回転数が2種類選べ、回転数で稼働時間が変わります。

マルチーズ1号
マルチーズ1号

ノーマルとハイスピードがあるよ。

マルチーズ2号
マルチーズ2号

回転数は切り替えできるよ。

購入時にペンギンスタッフから説明がありました。

高速モードにするとバッテリーの減りが早いといわれ、使うことがありません。

いつも低速モードを使用しています。

バッテリーポリッシャーのスペック

BP-150Li-Ⅱは2種類のバッテリーが使用できます。

  • LV925
  • LV14

LV925の方がバッテリーが大容量です。

仕様バッテリーLV925
バッテリーLV14
コード式ポリッシャー
回転数180rpm/240rpm180rpm/240rpm160rpm/300rpm
連続稼働時間180rpm45分〜70分70分〜90分
連続稼働時間240rpm25分〜50分40分〜60分
充電時間(CLQ-1)1時間1.5時間
ハンドル高さ1260mm
1330mm
重量(本体)/(バッテリー込み)25.5kg/27.2kg25.5kg/28.1kg38kg

BP-150Li-ⅡはBP150Liの後発機種になります。

その魅力は、

  • 最大出力が44%UPしたことと
  • 連続稼働が最大90分

になったことです。

このどちらも、LV14のバッテリーを搭載しての話です。

マルチーズ1号
マルチーズ1号

BP-150Li-Ⅱで負担のかかる作業をするなら

マルチーズ2号
マルチーズ2号

バッテリーはLV14を選ぼう。

バッテリーの対応年数は?

バッテリーも1個10万円ほどするわけですので、ランニングコストが気になるところですよね?

リチウムイオンバッテリーの寿命は500サイクルと一般的に言われています。

1サイクルとは?

1サイクルは電池残量が0%の状態で100%まで充電することをいいます。

マルチーズ1号
マルチーズ1号

空っぽから満タンが1サイクル

マルチーズ2号
マルチーズ2号

空っぽでなければ、1サイクルにならない

0%での充電、100%までの充電が一番バッテリーを痛める充電方法です。

例えば

月20日間で一日2回の充電をしていると、1年で500サイクルになります。

0%〜100%の充電を繰り返した場合ですよ。

ちょっと短命ですよね?

そこで寿命を延ばす方法があります。

寿命を延ばすには?

寿命を延ばすには、電池残量20%で充電して80%で充電を止める方法がおすすめです。

1サイクルにならない使い方がバッテリーの寿命を延ばす方法です。

まとめ

いかがでしたでしょうか、ペンギンバッテリーポリッシャーBP-150Li-Ⅱは洗浄力不足やバッテリーの持続性が気になるところだと思います。

私もそんな思いを抱えていました。

いまではペンギンバッテリーポリッシャーBP-150Li-Ⅱはチームが喜んで使用しています。

ペンギンバッテリーポリッシャーBP-150Li-Ⅱでチームに喜んでいただけ、さらに作業が容易にスムーズにこなせる関係性はまさに「win-win」ではないかと思います。

あなたが思い描く未来に一歩近づける、そんなツールがペンギンバッテリーポリッシャーBP-150Li-Ⅱですよ。

コメント