職場ではいろいろな人がいますよね。
誰ともぶつかることなく、したたかに自分のポジションを築きたいと思いませんか?
ここでは、その一つのポイントである謙虚な戦略をお伝えしたいと思います。
私が遭遇する、よくあるケースなのですが、仕事の提案を持って来られる方がいますが、大前提お互いプロ同士なので「あなたの提案は考察済みだよ」というケースがよくあります。
その時に知っていると答えると「トゲ」になりますよね。
実は知らないふりをした方が良いケースがあります。
ここでは、
悪いリターンが帰ってこないという選択、相手を良い気分にさせた方が勝ちという、マインドセットの『謙虚な戦略』を解説したいと思います。
謙虚な人のマインドセット「すべてお客さん」
謙虚な人の仕事術では、結論、コミュニケーションは相手を喜ばせた方が勝ちなのです。
勝ち負けで言うならば。
お客さんとチームのメンバーでは対応が異なると思いますが、実は仲間もお客さんなのですよ。
自分を取り巻く人「全てはお客さん」なのです。
私がすごいと感じている人は、仕事のスキルがある人ではなく、「全てはお客さん」そのことに気づいて上手く活用している人です。
これに気づくと全ての人に対しての対応が同じになり、あなたはすごく好印象の人になります。
そして、そこに相手を喜ばせたいというマインドセットに繋がっていきます。
なにより自分に悪いリターンはありませんよ。
気づいた背景
私がそのことに気づいた背景は、ある会社のチームと仕事をしたときです。
そのチームの方達は動きが違いました。
気づいたら自分で動くことを徹底しているのです。
私はその会社の下請けで入っていたので、雑用すらも気づいた瞬間に自分達でされている、私に頼めばよいのにと感じ続けた環境の中で得たことがあります。
まず、そのチームの人達は周りの人が全てお客さんということに、きづきました。
確かにわたしもある意味彼らのお客さんなのです。
その会社も下請けなのでクライアントがいますし、そして建物のオーナーもいます。
そのチームは、いろいろな人達と仕事をする性質上、ミッション達成の為に全てがお客さんというマインドセットを知らず知らずのうちに身に着けていたのでしょう。
業務遂行のために自分達はどのように動けば、上手く仕事が達成できるのかを、知らず知らずのうちに身に付けたのだと思います。
賢い人の戦略
そんな気づきを得ると、凄いという人の認識が変わってきました。
- 謙虚である
- 気づいたらすぐやる
- 全ての人とコミュニケーションをとる
1から10まで指示を出し効率的にチームを動かすことではなく、知っていることも時には知らないふりをして、相手を立てる。
問題の答えがわかっていても、わざと伝えることはしないで自己判断に委ねる。
相手を立てれば、自分にとっては悪いことはないのです。
謙虚な戦略とは
『謙虚』である対応する人は賢いと思います。
まず、相手に絶対的に悪い印象は与えないでしょう。
例えばよく見受けられるシーンですが、知っている情報でもなるほどと相づちをしながら聞く、謙虚な人はその情報を知っているとは言わないはずです。
常に謙虚であるにはどう対応するかということを俯瞰してみることが大切です。
ここでは、謙虚な人の戦略の核である「悪いリターンが帰ってこない戦略」を、お伝えしたいと思います。
知らないふりも戦略のひとつ
知らないふりをすることで相手を立てることができます。
知っているといってしまうとそこで会話が止まってしまいます。
知らないことを学ぶ姿勢で、遮らずにどんどん喋らせてあげましょう。
話を聞いてくれたこということだけで、あなたの印象が悪くなることはありませんよ。
遮って会話が止まるより、話を遮らずに聞いたほうがあなたに悪いリターンないですよね。
相手を喜ばせてこそ正解
サービス業の真髄は相手を喜ばせることです
会話中も自分を俯瞰して謙虚でいることを心がけることが大切です。
勝ち負けの観点から言うと相手を喜ばせた方が勝ちなので、喜ばせるために知らないふりをしたとしても、あなたは結果的に有利な方向に進んでいるのですよ。
常に相手を喜ばせるマインドセットを持てればよいですよ。
そのほかにも以下の項目
- 全ての人に平等
- 名前をさん付けで呼ぶ
- 命令口調を使わない
以上のことは謙虚な戦略で取り入れたいポイントです。
謙虚な付き合いをすれば、あなたに悪いリターンはまず返ってきませんよ。
悪いリターンがない戦略をとる、これが謙虚な戦略の本質でしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ここでは悪いリターンが帰ってこない謙虚な戦略を解説しました。
- 自分を取り巻く人全てがお客さん
- 相手を喜ばせた方が勝ち
- 悪いリターンがない戦略
以上をお伝えしました。
この情報があなたのお役に立てれば嬉しいです。
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