【バフでなぜ光沢戻らない?】ダイヤモンドパッドでワックス床をポリッシャー洗浄

ダイヤモンドパッド画像 清掃情報

「バフ仕上げの時に思ったように、光沢が戻らない」このように感じたことありませんか?

”質問です。”

バフ仕上げの結果を左右するものはなんだと思いますか?

私の考えは、洗浄で床を整えることだと考えます。

「バフパッドの選択」「バフのかけかた」では、ありません。

洗浄段階で「床を整える」、これにつきます。

動画版はこちらから。

床を整える、ダイヤモンドパッドしかない理由

ポリッシャーで床を洗浄している写真

バフで光沢を上げるには、光沢を落とさずにワックス床の傷を消すこと、これが大事なポイントです。

ワックス床の細かい傷が消えていないから、バフで光沢が上がらないのです。

洗浄で荒れたワックス床を整えてから、最終仕上げが「バフ」になります。

光沢を落とさずにワックス床の傷を消すことこそ、「床面を整える」といいます。

マルチーズ1号
マルチーズ1号

光沢下げない、傷をけす、汚れをとる

しかし、この「床を整える」は簡単なことではありません、なぜなら矛盾しているからです。

マルチーズ2号
マルチーズ2号

赤、白パッドで床の傷消しは困難

そこで「床を整える」に適したパッド、ダイヤモンドパッドの紹介をします。

床を整えるとは?

床を整えるとは以下のことです。

  • 光沢を下げない
  • 傷をけす
  • 汚れを取る

この3つが床を整えると言います。

この3要素の矛盾お気づきでしょうか?

お分かりだと思いますが、光沢を下げずに傷を消すって矛盾しているのです。

従来のパッドだと傷を消すには、「溶かす」または「青以上のパッドが必要」です。

しかし、床を整えるには、光沢を下げてはいけません。

ここが従来のパッドだと難しい領域でした。

従来のパッドで「床を整える」方法

従来のパッドで「床面を整える」アプローチは、2種類あります。

  1. 赤パッドで長時間研磨する
  2. 緑パッド→青パッド→赤パッドという工程で研磨

いずれにしろ時間がかかります。

これと対極にあるのが、ワックスを溶かし、青以上のパッドで研磨する方法です(ウェット管理方式)。

話が戻りますが、従来のパッドで「床を整える」こと、床定期時にこれだけの時間を取れる現場は少ないのではないでしょうか?

そこでダイヤモンドパッドです。

床を整えるためにダイヤモンドパッドのメリット

ダイヤモンドパッド画像

光沢復元剤を吹きかけながらバフをする、あなたも経験したことがあると思います。

スプレーバフと呼ばれる手法です。

実はスプレーバフこそ洗浄で「洗浄で床を整えきれないために、行っていた補助作業」なのです。

光沢復元剤には可塑剤とよばれワックスを軟化させる成分が入っています、ワックスをやわらかくして熱で固めるという、バフを用いて傷消しを光沢復元剤でしているのです。

そもそも、洗浄で床が整っていれば、光沢復元剤は必要ありません。

ここからは、「床を整えるには、ダイヤモンドパッドがおすすめの理由3つ」

  1. 傷が短時間で消える
  2. 光沢が下がらない
  3. 仕上げが選択できる

以上をお伝えします。

1、傷が短時間で消える

床を整えるには、ワンパスで赤パッド以上の研磨力で尚且つ光沢が下がらないパッドが欲しいわけです。

ダイヤモンドパッドの種類や番手にもよりますが、不織布の赤パッドに比べて、ワンパスでの研磨力が優れていると私は感じます。

繰り返しになりますが、洗剤を塗布して時間を待ち、赤パッドで研磨をすれば、結果がでますが、時間がないのが清掃現場の特徴ではないでしょうか?

例えば、病院の廊下で常に往来があるところで、呑気に長時間通行止めはできませんよね?

ワンパスでの研磨力が重要です。

床を整えるには、ダイヤモンドパッドがベストではないかと考えます。

2、光沢が下がらない

バフ作業では洗浄段階でワックスについた傷を消すことが大事だとお伝えしてきました。

とはいえ、傷が消えても、光沢が落ちてしまっては元も子もないわけです。

つまり、傷けしですが、光沢が下がらないパッドを使用したいわけですよね。

赤や白パッドなどの光沢が落ちないパッドは傷けしには、あまりにも非力で、不効率です。

そこで、ダイヤモンドパッドです、光沢を下げずに確かな研磨をするにはこのダイヤモンドパッドしか「現状選択肢がありません。」

3、仕上げ作業が選択できる

床を整えることで仕上げ方法の選択肢が増えます。

例えば、

  • ワックスを薄塗り
  • バフ
  • 光沢復元剤を塗っておわり
  • なにもしない

このように、選択肢があります。

これと対極が、アルカリ洗剤で溶かして研磨、青〜SPPなどのパッドで研磨する方法です。

この洗浄方法での仕上げはワックスを塗るしか選択肢がありません。

選択肢があるとはどういうことなのか?

時間や仕上がりが管理できるということです。

ダイヤモンドパッド洗浄で床を整えることができれば、圧倒的に仕事が楽になります。

ダイヤモンドパッド2種類を紹介

ダイヤモンドパッドの画像

ダイヤモンドパッドはいくつかの種類があります。

仕上げよう、仕上げ前の床を整える作業、傷消しなどの用途で、種類があります。

ここでは、所持しているパッドを2種類紹介します。

ツイスターダイヤモンドパッド黄

ツイスターダイヤモンドパッドの写真

イエローパッドは床面を整えて艶を出す効果があります。

用途は洗浄と磨きになり、1500程度の研磨力があります。

私の主観ですが、ワンパスで確かな研磨力があるが、表面の光沢を下げることなく、表層だけを研磨します。

その効果は赤パッドで時間ががかかっていた作業を短時間で実現する効果があります。

ダイヤモンドクリーニングパッド「D-3000」

ベストハウスダイヤモンドパッドの写真

バフ前の洗浄作業に特化したパッドです。

汚れの除去性と洗浄後のバフ作業での光沢復元性が向上するダイヤモンドパッドになります。

まとめ

ダイヤモンドパッドは、通常使用するパッドの8倍以上の値段する商品です。

使用する時は、ピッドの上や、段差などでパッドを痛めないようにお願いします。

そしてなにより、仕上がりにビジョンあっての使用をお願いします。

面白そうだ、きれいになりそうだ、という漠然とした興味も良いのですが、値段が高い道具を浪費としないためにも、ビジョンがあっての使用をお願いいたします。

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