人手不足は一時的ではなく、将来的にも改善しない、コードレスポリッシャーで人手不足の問題改善につながると考えました。
人員の確保よりも、
人員をかけずに仕事を達成する方向にシフトチェンジをしたほうがコスパがよいと思います。
ここでは、コードレスポリッシャーを考察したいと思います。
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人手不足が解決しない理由について
人手不足、いつか解決するかもしれないと思って活動しているが、労働人口の推移や求人倍率の推移では業種によっては、人手不足の改善は一筋縄ではいきません。
いつか解決するという淡い妄想を続けるよりも、今いる人材で仕事を成立させることを、優先して考えたほうが建設的であると考えました。
生産年齢人口は減少し続けている
生産年齢人口とは国内の生産活動を中心になって支えている15歳から64歳の人口です。
国内では、生産年齢人口は1990年代がピークで、それ以降は減少が続いている。
2050年にはさらに5,275万人(2021年から29.2%減)に減少すると見込まれている。
労働力不足が懸念されている。
業種によっては人手不足が高まっている。
業種によって人手不足の高まりがみられます。
労働者の高齢化、若手人材の地方への流出が原因の一因ですよ。
一般求人倍率が上がっている
有効求人倍率とは、求職者1人に対して何件の求人があるかを示す数値で、「就職のしやすさ」の目安になる指標です。
例えば、求職者100人に対して求人が200件あるとき、有効求人倍率は2.0倍となります。
人手が足りず、多くの企業が積極的に求人募集をしているときは、有効求人倍率は1を上回ることになり、数値が大きいほど「就職しやすい」傾向にあることを意味します。
引用元:株式会社クイック転職支援サービス利用規約
求人倍率が上がっているが、人々が求める就職先は大手企業に集中する傾向にある。
- 将来性がある
- 給与待遇が良い
- 福利厚生が充実している
- 職場の雰囲気
- 業績・財務業況が良い
以上のことを求職者は重視している。
求職者が大手企業に集中する原因はこのためです。
コードレスポリッシャー、コードが奪う時間について
人員を削減して作業を達成するには以下の方法があります。
- 道具を変える
- スキルをつける
- 作業手順書を作る
- 作業の仕様を変える
以上4点の中で削減に直結して、再現性がある項目は、「道具を変える」ことではないかと考えました。
道具を変えることが一番簡単では?
ポリッシャーを久しぶりに操作してみると、色々と準備が面倒な機械だなと感じました。
- コンセントを探す。
- 漏電ブレーカをつける。
- コードを解く。
- コンセントにプラグを挿す、行ったり来たり。
- 作業中にコードを本体に巻き付ける。
- 作業後にコンセントからプラグを抜きとる。
- 本体に巻き付ける、行ったり来たりする。
これらはコードレスだと、不要な作業ですよね?
そこで、実際に時間を測ってみました。
洗浄作業の3分の1はコードに奪われていた
実際に時間を計測してみました。
ブラウザで使用できる複数ストップウォッチを使用して、『ポリッシャーを作業現場にセットしてからの実作業時間』、『ポリッシャーのコードを解きコンセントにプラグを差し込む、作業途中にコードを本体に巻き付けるために停止している時間、洗浄が終了してコンセントからプラグを抜き、コードを本体に巻き付け収納するまでの時間でコード操作に要した時間』以上の2種類を計測しました。
作業場所 | 作業機種 | 実作業時間 | コード操作に要した時間 | コード操作が奪う時間の割合 |
事務所 | ポリッシャー | 06:00 | 02:05 | 35% |
事務所 | ポリッシャー | 03:01 | 01:01 | 34% |
教室 | ポリッシャー | 04:05 | 02:59 | 73% |
廊下 | ポリッシャー | 04:02 | 01:51 | 46% |
教室 | ポリッシャー | 06:26 | 02:39 | 41% |
驚くべきことに洗浄作業の30%から70%はコード操作に時間が奪われていることがわかりました。
特殊な作業、カーペット、剥離などの特殊性が増すにつれて、コードに奪われる時間は増える傾向にあることもわかりました。
奪われていると表現する理由とは?
コードレス、コード付きの選択肢があるので、コードが作業効率を低下させていることが判明したことで、時間が奪われていると表現します。
コードレスポリッシャーを使用することで、作業効率が上がることがデータより判明しました。
そしてこの事実に気づいていない人に、時間が奪われているという表現を使うことで、時間の尊さを感じてほしいと思っています。
人手不足、コードレスポリッシャーで仕事を民主化するメリット
コードレス機器の使用での時間短縮は、簡単で最速で時短につながると考えています。
そして誰もが時短の結果がでる再現性のある手段だと考えます。
人手不足の時代で作業の特殊性をできる限り無くしていくことが、人手不足の時代を乗り切る方法だと思いました。
人手不足を乗り切るため、一生懸命動いて、時短に繋げても、その仕事に再現性はありません。
時短が、その日限りの偶然ではダメです、偶然を必然に変える1番の最速の方法は道具を変えることです。
再現性とは
科学実験などにおいて、所定の条件や手順の下で、同じ事象が繰り返し起こったり、観察されたりすること。
引用元:株式会社NTTドコモgoo辞書
キャリアにとらわれない作業方法で安全性を持たせる
人手不足のなかで仕事をやりくりするにはキャリアやスキルに関係なく、誰もが様々な仕事に携わることができる環境が必要だと考えました。
キャリアとスキルに関係なく仕事ができる、再現性です。
キャリア、スキルにとらわれないで仕事ができる一番簡単な要素が先ほどの繰り返しになりますが、道具を替えることだと思います。
スキルを高める、作業手順書を作り徹底する、作業の仕様を替える……これらは時間を要します、尚且つ徹底するには根気が必要です。
ですので一番簡単に再現性に直結する要素が道具を替えることだと考えました。
再現性実現のためにハードルを下げる
コードレスポリッシャー使用で今まで作業に要していた、時間が変数になります。
コードレスポリッシャーを使用することで、時間に制約のある仕事が、容易になると考えました。
キャリアやジェンダーに関係なく作業がこなせる環境が整います。
そして再現性に安全も大事な要素ですよ。
人材不足で再現性の大事な要素「安全性」
誰でもが仕事に関われる、キャリア、スキル関係なく、仕事を民主化するために安全性は大事な要素だと考えました。
コードレスポリッシャーにすることで、いくつかの安全性を確立できます。
コードレスにすることで、作業員、クライアント双方にとってメリットがありますよ。
気をつけろでは何も解決しない現実
当たり前ですが、コードによる躓き転倒事故、コンセント使用時のブレーカーを落とす。
コード付きの機械を使用している限りは、なくなることはありません。
想定できる安全対策をいくら施しても、不意打ちということが起こる可能性は十分あります。
そもそもの根源はコードを使用していることが原因なわけですから….
他社コンセント使用するリスク不効率
ブレーカーを落としてヒヤヒヤした経験ありませんか?
タコ足配線から電源を取らなようにといわれても、タコ足配線以外見当たらないことがあります。
安全なコンセントを探すことは、コードレスであれば不要な作業で時間が奪われます。
先程の繰り返しになりますが、洗浄作業で30%から70%の時間はコードを操作しているので、不効率で尚且つブレーカーを落としてしまうリスクがあります。
安全で重要なことは、『予測できる対策は全てとる』ということが大事だと感じています。
コードが床に這っているリスク
労働災害のうち転倒災害発生件数が23%、その中の40%がコードなどによる躓きにより起こります。
そして、コードに関わる、事故事例は他業種でもあります、そして年齢が高まるにつれリスクは上がります。
『予測できる対策は全てとる』道具を変えることで改善することができますよね。
漏電ブレーカ〜の不要
コンセント使用時のルールの漏電ブレーカーですが、よく現場に置き忘れてくることがあります。
そしてアースのピンがよく壊れて不経済だと感じていました。
忘れてしまう状況を作り出すポイントに。
- やることが多いこと
ことがあげられます。
やることが多いことはミスを引き起こす要因になります、少しでも作業工程を減らすことが安全作業につながると考えました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
『コードレスポリッシャー、人手不足の時代、コードレスポリッシャーで生産性を上げる』以上を解説しました。
- 人手不足は解決しないその理由
- コードが作業時間の30%〜70%を奪っている
- 再現性には道具を替えることが効果的
以上をお伝えしました。
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