チームリーダーといえばキャリアがある人がリーダーをやるのではないでしょうか。
私のチームは20代から70代までいて、平均年齢は50歳、いつも現場のリーダーはキャリアのある人と決まっていました。
いつも決まった人たちがリーダーをしていたよ。
キャリア重視の職場で、昔ながからの方針現場、部下が育たないと悩む新人上司、さまざまなジレンマを感じている方も多いのではないでしょうか。
新人マネージャーの私は、どうせ同じ時間を過ごすなら、日々新たな発見があった方が良いと、チームリーダーをキャリアを考慮しない交代制にしました。
思い切って実施した、チームリーダーを交代制にした経験をお伝えしたいと思います。
チームリーダー交代制、実体験が大事な理由とは?
「実体験する」ことの大切さを忘れていませんか?
部下が体験する機会がなければ、部下が成長しないと嘆くのは当然の結果ではないでしょうか?
わっかってはいるけど、なかなか思い切って仕事を任せることができない、上司のかたもいらっしゃるでしょう。
私はこう考えました、体験してこそ成長できる。
運営方針をアウトプットを重要視することにきめました。
しかしながら、職場の心理的安全性が問われる昨今で、チャレンジにつきものの失敗を肯定できるかどうかが上司の務めだとかんじます。
チームリーダーのもとで仕事をしていると
リーダーの元で従事していると、自分だったらこうするという思いが、たくさんでてきませんか?
インプットをしている状態。
その「気づき」は仕事を発展させる重要な要素だったりするわけです。
その「気づき」を発揮する機会を創造することが上司の務めの一つではないかと私は考えます。
アウトプットする機会が大切。
つまりインプットしたことをアウトプットする機会を作ること、リーダーを体験してもらうことが大切です。
全てはアウトプットだ
思ったことをアウトプットする機会を創出することが大事だとお伝えしました。
思った、体験した、などでのインプットだけではダメです。
勉強もそうですが、覚えたことをテストで回答してこそ点数がつきますよね?
すべてはアウトプット前提です。
インプットしたことをアウトプットして初めて理解が進みます。
リーダーの元で働いメンバーはいろいろと思考すると思います。
その思考を是非アウトプットしてほしいと考えて、キャリアに関わらずチームリーダーを体験してもらうことにしました。
良いインプットには、アウトプット必要が不可欠です。
成長の源はアウトプットです。
アウトプット重要だ。
頭でわっかて、心でわかるは違うわけ
チームリーダーを経験してみると、頭で想像していたことは思ったようにことが進まないことを実感するかと思います。
「頭でわかった」と「心でわかる」とは違います。
「頭でわかる」は体験をしていない状態で理解することです。
「心でわかった」は体験してからこそ深い理解だと思います。
メンバーとして仕事に従事した、その時感じたあれこは、実際に自分がリーダーになって体験してみないとわからないことばかりです。
それが、「頭でわかった」と「心でわかった」の違いです。
チームリーダーになると、結構いろいろな側面が見えてくると思います。
いろんな立場を経験することで
視点がかわる。
人間的にも成長できる。
チームリーダーの経験で、経験値向上
私はチームの1人当たりの経験値量が組織力だと思います。
ということは、1人当たりの経験値が多い方が良いわけです。
何も経験しない日は「0」だね。
日々さまざまな経験をすることで、1人当たりの経験値量が増えていくと思います。
どうせ同じ時間を過ごすなら経験ある1日のほうが有意義ですよね。
どうせ同じ時間過ごすなら
変化があった方が良いね。
時間軸で考える経験値
リーダーを交代制にしている理由はチーム力向上のためです。
簡単に想像がつくと思いますが、総合の経験値がチーム力です。
何も経験しなかった1日は何も成長しない1日です。
たとえ、その仕事のトラブルがなくてもです。
マイクロソフトに買収された
ノキアをご存知でしょうか?
「私たちは間違ったことは何もしていない。 ただ、なぜだか分からないが、私たちはだめになってしまった。」ってやつね!
日々なにもないことがチーム力向上において1番有害ともいえます。
経験値を得ることにフォーカスすれば、何かあったほうがよいのです。
失敗でもあったほうが良いと考えます。
がんと一緒です、早いうちにうみはだしたほうがよい。
いつかでかい事件がおこる前に少しずつでもトラブルは出した方がよいと私は考えます。
チーム力向上を時間軸で考えればリーダーを交代制にすることは理にかなった方針です。
実は上司力も向上している
キャリアがある人は、アドバイスをしたい気持ちもわかりますが、思い切って任せてみる、待ってみることができる上司はなかなかいません。
失敗した時に肯定することができる。
これが本当の上司の姿ではないでしょうか?
だかこそ、黙ってみていることは、お互いにとっての成長の機会なのです。
とにかく黙って見ろ。
とにかくそれに徹すれば、部下は成長します。
だからこそ上司も成長するのです。
失敗を避けるためにアドバイスするではなく、仕組みを作り解決をするのが上司の務めでしょう。
そもそも、部下が育たないと嘆くのは、部下のせいではありません。
すべての原因が自分にあると気づかない上司の失態でもあります。
うまくいかない理由を外に
求めてはダメ。
すべて肯定、環境の大切さ
部下の成長には、自分がやりたいようにやれる環境が必要だと感じました。
失敗した時に肯定できる上司の存在が大事なことも理解していました。
全て肯定してもらえるって大事。
チームリーダーは決断を繰り返します、思いきって決断したことを責めることは当たり前ですが、自己肯定感を下げることになりますよね。
肯定しつつ正しい方向に導く能力が上司のステータスになると考えます。
まとめ
いかがでしたでしょうか、チームリーダーを交代制にすることで、チームの経験値量が飛躍的に向上します。
始めのうちは、さまざまな失敗などが起こると思いますが、失敗を肯定することが大事です。
うまくかないからと方針を変えてしまうのは一番やってはいけないことです。
ぐっと我慢が必要な時期は必ずあります、堪える時期だと認識してその時期が過ぎ去るのをまつことが仕事になります。
その時期が過ぎてしまえば、業務がよりよく回っていくようになります。
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