【できる人の思考法】仕事を4象限マトリクスで考えてみる。

ブルーカラー人生設計

私は清掃業者で働いているのですが、現場でどこまで作業したらよいか悩むことが結構あります。

マルチーズ1号
マルチーズ1号

感想で仕事をしていることが多い。

清掃は、やりはじめるとキリがない仕事であり、どこまでやれば良いのか度々判断に迷うことがあります。

現場でのお悩み
  • 備品の移動をどこまで動かす?
  • 仕上がりをどの程度までする?
  • サービスをした方が良いか?

何かしら判断基準があれば、仕事に統一感がでるのではないかと考えました。

そこで、判断基準に4象限マトリクスをお伝えします。

仕事で4象限マトリクスを使用する思考方法

仕事は組織でするものですので、個人のルールに基づきすぎて仕事をしてしまうと、仕事に再現性がなくなってしまうと感じます。

マルチーズ1号
マルチーズ1号

チームが疲弊する場合もある。

なので、なるべく客観性をもたせて仕事をすることが大切だと思います。

マルチーズ2号
マルチーズ2号

個人プレーをやめることが大事。

量が重んじられている時代は終わった

20年前は、成果ではなく努力で評価されてきました。

このビジネスモデルは、

20年前の評価は?
  • どれだけの忠誠心を示せるか?
  • どれだけ汗をかいているか?

ということが評価されてきました。

現在は、顧客課題や問題を解決する方にシフトされています、企業は努力にではなく成果にたいしてい評価するようになりました。

マルチーズ1号
マルチーズ1号

お悩み解決が仕事の本来の目的

いくら汗をながし残業しながら苦労してキレイにしても、見当違いの努力は評価されることはありません。

お客からのニーズに基づいているか?その仕事の重要度や優先度を即座に考える必要があるといえます。

その判断に4象限マトリクスを使用してみてはいかがでしょうか?

4象限マトリクスとは?

こちらの図はどの程度まで綺麗にするかの4象限マトリクスになります。

縦軸がお客さんからのニーズ、横軸が結果です。

どこまで綺麗にしたらよいか、を分解して考えると

判断要素
  • どのような材料を使用する?
  • どんな洗剤を使用する?
  • どのくらい時間をかける?
  • どの程度備品を動かす?

という要素があります

そこでこの4象限マトリクスを使用して考えてみると、お客のニーズがあれば、使用する道具が見えてきます、そして作業のポイントが把握できるのではないでしょうか?

図中の4象限マトリクスでは4つエリアがあります。

ここからは4つのエリアの解説していきます。

1|積極的に実施する

お客さんが望んでいて実施すれば確実に次の仕事につながるのであれば、躊躇する必要はなく、積極的に実施しましょう。

その時はサービスでもリターンが見込めるので実施するで良いと判断できます。

マルチーズ1号
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仕事はお互いにリターンが大事。

2|時間に余裕があるなら考える

お客さんのニーズがありませんが、綺麗になるというケースです。

お客さんのニーズがないということは、次の仕事につながりません。

自分達にリターンがないので、積極的に綺麗にする必要はないと判断できます。

定期的にいただいている仕事であれば、いつも通りのそれなりの仕上がりでOKとも判断できますね。

マルチーズ1号
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お客のニーズが一番大事だ。

3|場合によってはリターンが見込める

キレイになる確信はないが、お客さんからのキレイにしてほしい要望がある場合です。

やってみて成功すれば次の仕事につながる可能性がありますので、積極的に実施することでリターンが見込める可能性があります。

マルチーズ1号
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思い切って行動することが大事。

4|時間の無駄と考える

お客さんの要望もなく、リターンもなければ時間の無駄と考えることができます。

マルチーズ1号
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やるだけ無駄ってやつだね。

仕事で4象限マトリクスを活用するメリット

清掃現場で、個人的な感想での判断の仕事は次回再現することが不可能です。

次回も同じメンバーがその仕事に携わるとは限りませんので。

お客さんからの視点に立ってみると、いつもとやり方、仕上がり、時間が極端に違うと不審がられることもあるでしょう。

どの程度の仕事にするかは常に客観的に考える必要があると私は考えます。

マルチーズ1号
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仕事は仕組み化することが大事。

仕事の再現を考える

組織がよりよいサービスを展開したいのであれば、その作業が誰でも再現可能な仕組みとすることが必要です。

新しいサービスを始めようと考えた時に、「再現できるかどうか?」、考えてからサービスを開始する必要があります。

一番大事なポイントはサービスをお客さんが求めているかどうかです。

新しいサービスを展開したいと考えた時に、仕組みとしてのサービスにできるかどうかの、判断基準に4象限マトリクスが使えます。

1|

新たなサービスの作業が簡単で、お客さんからのニーズがある状態です。

簡単に仕組み化できるエリアです。

マルチーズ1号
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仕組みとすることで

さらにサービス向上。

2|

あらたなサービスの作業が簡単ですが、お客さんから求められていない場合は、無駄なサービスという認識ができます。

実施する優先度や重要度は低いと言えます。

マルチーズ1号
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この作業は趣味です。

3|

お客さんからのニーズはあるが、作業が難しい場合は仕事に民主制がありません、つまり再現性がないといえます。

作業を簡単にする他の方法を探す必要があります。

マルチーズ1号
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改善することでチーム力向上。

4|

お客さんからのニーズもなく、作業が難しいのであれば、実施する意味は全くありません。

マルチーズ1号
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この作業は悪趣味です。

みなさんの活用例

まとめ

いかがでしたでしょうか、4象限マトリクスは物事を俯瞰し考えるときに有効な方法です。

判断に迷った時に、すぐ頭に思い描けるよう日頃からイメージをしてみたらいかがでしょうか?

仕事に関わらず、趣味や、家庭なの、やるべきことの優先度の判断に迷ったらイメージすることもよいかと思います。

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