今回の記事は、コットンバーニッシュパッドのレビューになります。
そして、この情報はあくまでもアマノ17インチのコード付きバフ機でのレビューになります。
私はこれまで、バフパッドに満足がいかずにいくつかの商品を試してきました。
思うように光沢が上がらず、傷は消えず、挙句の果てに床を焼いてしまったり……
以下の悩みは床清掃に使用するバフ機共通の悩みではないでしょうか?
- 床が焼ける
- 光沢の戻りが悪い
- 削りカスで床を痛める
コットンバーニッシュパッドという商品は知っているが、実際どう?と思っている方に参考にして頂ければと思います。
バフ機専用、コットンバーニッシュパッドとは?
コットンバーニッシュパッドとはアピア社のバフ機専用のバフパッドです。
対応サイズは3種類、15、17、20インチになります。
今回はコットンバーニッシュパッドと比較したのはいつも使用しているシャイニングパッドです
コットンバーニッシュパッドの値段はシャイニングパッドの1.3倍ほどです。
ちなみにシャイニングパッドですが、パフパッドでは高価な商品になります。
従来のバフパッドはワックスを研磨して艶をだしていました、そのため、ワックスの表面はさざ波が立ったようになっていました。
コットンバーニッシュパッドの特徴は熱でワックスを鏡面になるパッドです。
特徴はこのへんで、早速レビューしていきたいと思います。
研磨で艶ではなく、熱で艶を出すのがコットンバーニッシュパッド
コットンバーニッシュパッドのレビュー
コットンバーニッシュパッドの率直な感想ですが以下の3つになります。
- 光沢の戻りが遅い
- 摩擦抵抗が大きい
- 傷を消すのは難しいから洗浄作業が大事
あくまでの17インチバフ機のレビューそして、ドライメンテナンス専用で施工された床ではないことをご留意ください。
1、光沢の戻りが遅い
シャイニングパッドと比べると光沢の戻りが遅いと感じました。
定期清掃で使用しました。
バフをかけていた私は洗浄チームに遅れてしまうと焦りました。
光沢の戻り具合が、シャイニングパッドでの1パスがコットンパッドでは2パスという感じでした。
バッテリータイプやプロパンタイプを使用されたことがあるかたはご存知とはおもいますが。
17インチバフ機と20インチバフ機の光沢の戻りは天と地の差くらいあります。
あくまでも17インチバフ機でのレビューです。
そして、バフ管理前提で床施工をしたワックスではないので、光沢の戻りをそもそもその床に期待するのは違うかもしれません。
光沢の戻りが遅いということは、あくまでも床にダメージはあたえないパッドという認識もできると思います。
安全性は高いという見方もできますよね。
2、摩擦抵抗が大きい
コットンバーニッシュパッドでバフをかけていると摩擦抵抗が大きく、ブレーカーを落としてしまうのではないかドキドキしました。
バフ機に新しい白パッドを装着したような抵抗でした。
今回は光沢を復元させるために洗剤を皮膜を柔らかくするためにクリーナーアンドコンディショナーを高濃度で使用しました。
そのため、摩擦抵抗は大きくなります。
兎にも角にも、バフで管理することを前提にした施工とワックス管理前提と施工ではもちろん結果がかわりますし。
このパッドの特徴である熱で磨く、だから擦抵抗はあった方が良いわけですよね。
発熱しても大丈夫というバフ機を使用する必要があると感じました。
使用しているバフ機が床に吸い付くタイプは相性が悪いかもしれないというのが私の仮説です。
ではどういうバフ機がおすすめかというと。
床に吸い付くタイプでなく、尚且つパッドの回転数が多い機会が相性が良いのではないかと思いました。
3、傷が消えないため前洗浄が大事
熱で磨くというコンセプトのパッドは柔軟性があるワックスが塗られていることが大事だと感じました。
つまりバフ管理用ワックスですね。
シャイニングパッドの絶対的な効果は2つ
- 研磨してワックスの傷を整える
- 熱床を加える
コットンパッドはその2の熱を床に加えるだけが効果になります。
熱を加えただけで、光沢が戻るような床である必要があります。
だからこそ洗浄段階でダイヤモンドパッドなどで光沢を落とさずにワックスを整える肯定が重要だと感じました。
まとめ
いかがでしたでしょうか、コットンバーニッシュパッドをレビューしました。
以下の3つをお伝えしました。
- 光沢の戻りが遅い
- 摩擦抵抗が大きい
- 傷を消すのは難しいから洗浄作業が大事
コットンバーニッシュパッドを使用して結果をだすには、コットンバーニッシュパッドに適したバフ機そして、床ワックス施工がポイントだと感じています。
日々私が思うことは、清掃の仕事は誰でもができる仕組みが大事だと感じます。
コットンバーニッシュパッドは「建材にやさしく、反応がゆるやか」つまりバフ作業難易度が低いパッドだといえます。
バフ作業に仕事の誰でもが安全に作業できる再現性をつくるなら、コットンバーニッシュパッドはおすすめです。
コットンバーニッシュパッドでも光沢が戻る仕組みを作ることが、管理者の腕の見せ所ではないかと思いました。
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