剥離作業はもう時代遅れ!最新ワックス技術で革命を起こせ!
従来のワックスで美観を維持することは、定期的にワックスを剥がす(剥離)が必要でした。
剥離作業とは床に塗られているワックスを取り除く作業になります。
剥離作業はする側もされる側に、メリットばかりではありません。
たとえば。
剥離をする側では、非常に手がかかる作業です。
依頼する側も建材を痛めるリスクがあります。
さらには、廃液処理などで費用がかかります。
残念ながら従来のワックスでは汚れが否応なしに汚れが入り込みますので、美観を維持するのに剥離は必要不可欠でした。
今回は従来のワックスの問題点3つ、その問題点をクリアする新時代のワックスを解説していきます。
従来の床ワックス剥離が必要になる3つの原因
「従来のワックスに剥離が必要な理由3つ」そして後半では、「剥離不要のワックス2種類」の記事になります。
清掃業のみなさん周知のこととは思いますが、従来のワックスが必要な理由3つですが。
- ワックスに汚れが入る
- ワックスの汚れを落としきれない
- ワックスが黄変する
これから解説していきます。
1、ワックスに汚れが入る
1枚のフィルムに思われるワックスですが、穴だらけの不完全なフィルムです。
- ポーラス:ワックス層には微細な孔(ポーラス)が存在することがあります。これにより、汚れや微粒子が入り込みやすくなり、時間が経つにつれて汚れが蓄積していきます。
定期清掃時に深く潜った汚れが落としきれません。
2、ワックスの汚れをおとしきれない
- ポーラスの存在:ワックス層には微細な孔(ポーラス)が存在することがあります。これにより、汚れや微粒子が入り込みやすく、時間が経つにつれて蓄積します。表面の清掃だけではこれらの内部に入り込んだ汚れを完全に除去することが難しいです。
- 施工不良や乾燥時間不足の影響:最初の施工時にワックスが不均一に塗布される、または十分に乾燥しない場合、汚れがワックス層に入り込みやすくなります。これらの問題が一度発生すると、定期清掃だけでは修正が難しく、汚れが蓄積しやすくなります。環境要因:外部からの汚れが頻繁に持ち込まれる環境では、定期的に清掃してもすぐに汚れが再び付着します。特に雨の日や風の強い日には、泥や砂が靴底に付着して持ち込まれやすくなります。
- ワックスの経年劣化:時間が経つと、ワックスそのものが劣化しやすくなります。経年劣化により、ワックスの保護能力が低下し、汚れが付きやすくなるため、定期清掃だけでは新品同様の状態を維持するのが難しくなります。
3、ワックスが黄変する
床ワックスが黄変する理由はいくつかあります。主な原因は以下の通りです:
- 紫外線:長時間日光や紫外線にさらされると、ワックスが酸化し黄色くなることがあります。
- 化学反応:床に使用される洗剤や化学薬品がワックスと反応して黄変する場合があります。特にアルカリ性の洗剤が原因となることが多いです。
- 汚れの蓄積:油汚れやタバコの煙が主な原因です。
- 劣化:ワックスが経年劣化することで化学構造が変化し、黄変します。
- 高温多湿:高温多湿な環境ではワックスが劣化しやすく、黄変しやすいです。
ワックスの黄変を防ぐためには、定期的な清掃や適切な製品の使用が重要です。
スチレンはワックスの黄変に影響する化学物質の一つです。
スチレンは合成樹脂やプラスチックの原料として使用され、床ワックスにも含まれています。
酸化しやすく、紫外線や高温にさらされると変色します。
また、揮発性有機化合物(VOC)として空気中に揮発し、化学反応を引き起こして黄変することがあります。
スチレンを含むワックスは特定の条件下で黄変しやすいため、適切な製品選びとメンテナンスが重要です。
剥離が不要な床ワックス2種類を紹介
剥離をしないで長期間ワックスの美観を維持するには以下の3つのテクノロジーが必要です。
- ワックスに汚れが入り込まない
- ワックスについた汚れが除去できる
- ワックスが黄変しない
そこでこれらを達成している商品2つの商品をお伝えします。
「ソリッドシール」最強のシール剤
「シンクロキュア機構」技術によりポリマーに隙間がなく汚れが入り込まない特徴があります
ソリッドシールの強みは以下の通りです
- 耐薬品性
- 耐水・耐油性
- 耐洗剤
があることです。
医療関係や薬品や洗剤を多様する現場におすすめです。
ベストハウス、ウルトラフロアケア
- UL Environment取得
- 内部硬化テクノロジー
- ポリマー間の隙間が少ない
- 柔軟性のあるフィルム
『UL Environment』は、UL(Underwriters Laboratories)が提供する環境認証プログラムです。
ULは、安全性、品質、持続可能性に関する科学的評価や認証を行う国際的な独立機関であり、『UL Environment』はその持続可能性認証部門の一つです。
このプログラムは、製品の環境負荷を評価し、持続可能性に基づいた認証を行うことで、消費者や企業に環境に配慮した選択肢を提供します。
まとめ
「近年の床WAXの進化により、剥離作業が不要になり、長期間美観を維持できる特殊なワックスが登場しました。
これらのワックスは、汚れが入り込まず、付着した汚れも簡単に除去でき、さらに黄変することがありません。
特に『ソリッドシール』は耐薬品性や耐水性に優れ、医療現場などに最適です。
『ウルトラフロアケア』はUL Environment認証を取得し、環境に配慮した柔軟性のあるフィルムを提供します。
これらの先進的なワックスを選ぶことで、美しさと持続可能性を両立させることが可能です。」
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