ワグテイルハイフライヤーは必要な機能が全て揃ったスクイジーです。
ワグテイルスリムラインですが、スリムラインを最適化するには、カスタムが必要でした。
例えば、標準のパッドは保水性が悪く、チャンネルはコーナーの水は落ちにくい、そしてパッドがかっぱいているときにガラスにあたったり、クリップが外れるためボンドでとめたりと….
これらは、ロープで高所専門で作業している方は共通した悩みではないでしょうか?
ハイフライヤーはカスタムの必要がなく、デフォルトで最高のパフォーマンスを発揮します。
開発経緯もロープアクセスのために開発されたということが頷けます。
ワグテイルスリムラインの改善点3選とハイフライヤー
ワグテイルスリムラインはカスタマイズが必要ですが、不完全な商品というわけではなく、カスタマイズを楽しめる商品で、カスタムすることで自分好みになる商品と感じていました。
デフォルトの状態でもすばらい商品には違いありませんが。
スリムラインの不満3つが、ハイフライヤーは改善されています。
- コーナーの水残り
- パッドの保水と調節
- クリップをボンドで止める
ハイフライヤーは、これ1本持っていればOKという商品、そしてデフォルトの状態で使用できるのがハイフライヤーの魅力です。
チャンネルの交換
ハイフライヤーのチャンネルコーナーの仕上がりは、想像以上です。
スリムラインにモアマンのチャンネルをつけて使用していました、モアマンチャンネル今は全く必要ありません。
モアマンのチャンネルのクリップのような角を押さえつける構造ではないので、スクイジーの滑りがとても自然な感じがします。
しかし、コーナーの水はしっかり切れます。
ハイフライヤーの機能に滑りを良くするためのグラインドパッドが付いています。
その効果もあり、スクイジーの滑りが良くストレスがありません
パッドの交換と調節
スリムラインの標準のパッドは保水性が悪い、そのため他製品のパッドを使用していました。
それもそうですよね、スリムラインはゴム部分のパッドがガラス面にあたります。
その部分の保水がすぐに減ってしまいます。
ガラス1枚仕上げたら、次のガラスを濡らすには足りないほどの保水量になります。
ハイフライヤーはパッドがフラットタイプなのでパッド全面でガラスを擦れます。
パッドに含まれる水分が均等にガラス面に接触するため、パッドの一部分だけ水分が枯れるようなことになりません。
その結果デフォルトのパッドで保水性は十分です。
今までは、すぐにウンガーのパッドやモアマンのパッドに交換していましたが、その必要はありません。
水分不足でガラス多少乾いたとしても、グラインドパッドの恩恵で問題ないようにも思います。
また、スリムラインのパッドは形が変形すると、仕上げたガラスにパッドが意図せず接触して濡らしてしまうため、パッドを切ったりして、ガラスに接触しないように気を遣ったりしていましたが、ハイフライヤーは完全にパッドが回転して意図せずガラス面に接触することがありません。
クリップが落ちる
スリムラインのパッドを止めるクリップは取れやすいためボンドで止めていました。
もう今はクリップの心配や交換パーツは必要ありません。
まとめ
私ですが、ロープ作業歴10年ほどになりますが、スクイジーはハッスルズとワグテイルスリムラインで満足していました。
仲間が持っていたハイフライヤーをきっかに使用してみたとこと、現在のはハイフライヤー1本でロープ作業しています。
ハイフライヤーのおかげでますます作業中のパフォーマンスが向上しました。
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