除草剤散布を開発してみた。

除草剤散布システムの画像 清掃情報

使い方はこちらから。

肉体労働に限界を感じることがあります、人生100年時代で長く働き続けるには、肉体駆使せずに作業ができる仕事や仕組みを考えることが必要と感じています。

草刈りも肉体を駆使する重労働です。

私はこの重労働は工夫次第では解消することができると考えました。

草刈り辞めた、肉体的負担を減らしたいという理念

除草剤散布システム

重労働の理由は、草を刈って回収するという手間です。

草が伸びないようにするに、除草剤を撒く方法があります。

とはいえ、除草剤まきも楽ではありません。

重いですし、結局は手作業です。

面積が広ければ、発電機や高圧洗浄機が必要で準備にも時間がかかります。

この方法では、やはり肉体労働から抜けれていません。

なぜ効率的な道具が必要か?

そこで、軽トラック荷台のタンクから自然落下式の除草剤散布の仕組みを作りました。

乗っているだけで作業が完結する。

これならば、OKです。

簡単で早くなければ、「脱草刈り」は達成できません。

除草剤で管理するには、

  • 早い
  • 簡単

この3つが重要です。

マルチーズ1号
マルチーズ1号

安い、早い、うまい。

マルチーズ2号
マルチーズ2号

吉野家だね。

とはいえ、この3つですが、作業をしてみないと、一番優先すべきものが何なのかわかりません。

まとめると、草刈りによる肉体労働はやめるには、除草剤で管理→短い間隔で散布→「早い」「簡単」「楽」でないと達成できないということです。

自然落下式、除草剤散布の仕組み

除草剤散布システム画像

300Lのタンクから、バルブを介した塩ビ官から除草剤が落ちる仕組みになっています。

この仕組みのメリットは

  • 準備する道具がすくない
  • セッティングが簡単
  • 発電機がいらない
  • 全ての部品がホームセンターで手に入る
  • 壊れても交換可能

というメリットがあります。

ではセッティング方法をお伝えします。

道具

準備する道具は、これだけ。

  • ロープ3本
  • 塩ビ管
  • タンク
  • 青土台
  • 木土台

5点だけです。

ロープのセッティングはほどかないようにお願いします。

タンクの土台とセッティング

①の土台の高さは、某現場のフェンス脇の通路から、法面に散布するために高さが必要なので、土台を設置しています。

②はタンクの排水口の負担を保護する土台です。

この排水口には、塩ビ管の重量+塩ビ管の中に溜まる除草剤液の重さがかかります。

長くタンクが使えるように土台を設置します。

タンクの落下防止

ロープでタンクの落下防止

タンクの落下防止ですが、移動時や段差などの衝撃でタンクが土台から落下を防ぐためロープで養生します。

黒ロープを使用します。

①アンカーに黒ロープの輪っかをかける。

②アンカーにちょうど良い部分のポケットをかける。

塩ビ管を接続する

除草剤散布システム画像

①塩ビ官(短)は黒テープ側がタンク側です。

②塩ビ管(長)を取り付けたら、重さで塩ビ管がしなるので、相棒に支えてもらいます。

塩ビ管(短)の中間赤スリングに緑ロープを設置

除草剤散布システム

①中間赤スリングに緑ロープのエイトノットをカナビラを介して接続

②塩ビ感が少し持ち上がる程度を目安にスリングのポケットを荷台脇アンカーに取り付け

塩ビ管のピンクスリングにオレンジロープを設置

除草剤散布システム設置

①の先端のピンクスリングにオレンジロープをカナビラを介して接続

②スリングのポケットを塩ビ管が順反りする程度を目安にポケットを設置。

テスト走行してみて

  • 作業中はタンクの蓋をあけ、密封しないこと。除草剤の出が悪い。
  • 走行中の振動で緑とオレンジロープがタンクから外れることがあるので、よくみながら作業。
  • 2人作業です、1人は運転もう1人は荷台に乗るものと思いがちですが、2人とも車内にいて大丈夫です。
  • 散水量ですが、満水状態でのバルブは少し絞ってもよいかもしれません。想像以上に除草剤を消費します。

まとめ

いかがでしたでしょうか、早い、簡単、楽を理念に作成しました。

継続できない仕組みに意味なしですね。

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