この記事は、洗剤から手をバリアする、手荒れ対策についてです。
床ワックスの剥離テストをタイル数枚した時のことなのですが。
剥離剤とは、床ワックスを溶解するための強アルカリ洗剤です。
プラスティックグローブを着用して作業をしたのですが、そのグローブは剥離剤で破れてしまったようです。
私はやぶれていることに気づかず、作業を続けていました。
翌日、手が荒れてしまいました。
清掃業という職業柄、洗剤とは切っても切れない関係にあります。
なぜ洗剤負けが起こる?その対策は?
私は洗剤に強いほうではありません。
飲食店でバイトしていた頃は、食器洗剤で爪が変形するほど、「洗剤負け」で通院した経験があります。
痛いし、痒いし、最悪だった。
「洗剤負け」しないよう、気をつけているとはいえ、毎回手袋の着脱が面倒と感じてしまうのが、作業中によくありますよね。
例えば、希釈液を作る時「洗剤ボトルから原液をバケツに入れるとき」にわざわざ手袋をしませんよね。
ついつい怠ってしまう。
いつ洗剤が手についても良いように準備しておくこと。
つまり、手袋をしていなくても、手を保護しておくことが大事になると感じます。
どうやって手を保護するのがベスト?
清掃中は手袋をしていなくても、洗剤に触れる可能性が十分あることが想定されます。
手袋をしていなくても手をガードすることが重要だと私は考えます。
その上から、ゴム手袋を着用すれば完璧でしよう。
手袋の種類も重要です。
プラスティックグローブは短時間の使い捨てです。
長時間洗剤に触れる場合は、ゴム手袋を着用しましょう。
ゴム手袋も、適度に交換して。
不衛生だと、悪臭や手湿疹の原因になる。
事前に保護クリームを塗る
さきほど、洗剤が「いつ手についてもよいように準備しておく」といいましたが、このような商品を手に塗り込んでおくのが良いと思います。
昨今は、手荒れが発生しやすい
昨今の感染症騒ぎで、手洗いやアルコール消毒が習慣化してますよね。
特に、医療関係の現場では、手荒れに悩む人もおおいのではないでしょうか。
プロテクトX2で手に保護皮膜を作り、手を保護することで手荒れや洗剤負けを予防することができます。
朝と昼の2回の塗布でOK。
5分で保護膜が作られます。
なぜ洗剤負けがおこる?
洗剤に含まれる「界面活性剤」皮脂を剥ぎ取ってしまいます。
皮脂の機能は、
- 肌を護る
- 肌の保湿
などの効果があります。
洗剤により、皮脂が剥ぎ取られてしまうと、
- 肌荒れ
- あかぎれ
がおこります。
界面活性剤とは?
界面活性剤の機能は、
- 水と油を混ぜる
- 汚れを剥がす
- 汚れを付着しないようにする
中性で安定している性質のため、素材を気にせずに使用できるの便利です。
清掃作業が成り立つのは、界面活性材のおかげですよ。
切っても切れない縁。
さきほどの剥離剤ですが、古いワックス皮膜に剥離剤が馴染むことで、古いワックス皮膜を溶解することができます。
先ほどの繰り返しになりますが、界面活性剤は浸透性を高めるはたらきがあります。
ということは、洗剤は知らず知らずのうちに、私たちの体に浸透しているともいえます。
化粧品にも含まれているよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか、洗剤負けしないように、ゴム手袋をと手の保護クリームの2重でガードすることをお伝えしました。
真冬の新宿駅に毎日2時間立って募金活動をしていた当時を思い出します。
洗剤負けした手と、冬の乾燥したビル風で、手にアカギレが常にできていました。
洗剤負けは一度こじらすと、なかなか治らずに医者に通ったり面倒なことになりかねません。
是非、ご自愛くださいね。
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